ヘイケガニ(甲殻類十脚目短尾下目ヘイケガニ科属不明)   倉橋での希少度:★★★

Nobilum japonicum japonicum


ヘイケガニの名前の由来は、甲羅の模様が人の顔に似ていて、壇の裏の戦で破れ海に沈んだ平家の亡霊が カニにのり移ったのだと言う伝説からきているらしい。

底引きや刺し網などの網漁で混獲されるが、普通は食用としないので捨てられている。

左右の普段は第3胸脚と第5胸脚を使って貝殻や木片などを背負っていて、 中には自分の数倍の大きさの木切れを背負っている個体もいる。

以前はこのヘイケガニとキメンガニと獲れる割合が同じくらいだったけれど、 最近はキメンガニばかりでヘイケガニはあまり見なくなった。減少しているのだろうか。
 『市場魚貝類図鑑』によると「九十九里以南に棲息」の説と「浜名湖が北限」の説とがあり、今のところ棲息の北限が定かでない。


釣法及び漁獲方法   

 刺し網、海老漕ぎ網などで獲れる

料理  旬⇒? 食味:

 普通は食べない。

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