アヤニシキ(イギス目 コノハノリ科 アヤニシキ属)

Martensia denticulata Harvey


  体は薄い膜状で柔らかい。はじめは広い葉状であるが、成長するにつれて体のまわりに美しい網目模様ができ、不規則に分裂する。 高さは5−20cmになる。網目の大きさは一定ではなく様々。海中では紫に光って美しい。
 押し葉標本も美しい紅色になる。押し葉にするときは30分ほど水道水につけ、柔らかくなってから作った方が良い。 水道水につけると全体が橙色に変わるが、この色は仕上がりの色には影響しないという。
 低潮線付近から漸深帯にかけての岩上、または、他の海藻上に生育する。
 太平洋沿岸中−南部、八丈島、瀬戸内海、九州、日本海中部以西。

三重大学 藻類学研究室のHPから引用しています。


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