フシスジモク(ヒバマタ目 ホンダワラ科 ホンダワラ属)   倉橋での希少度:★★

Sargassum confusum C. Agardh


 付着器は直径2cmくらいの盤状になる。茎と主枝の下部には1mmくらいの長さになる刺が多い。この刺は古くなるとなくなる。
 主枝の基部近くに出る葉は楕円形から披針形で長さ10cm、幅1.5cmになる。葉の先端は円いものや尖ったものがあり、 葉の縁は滑らかなものや、ちょっとギザギザを持つものがある。葉は短い柄を持ち、葉質はやや硬い。枝の末端は葉は小型で細く線形。 中肋は埋在して先端にまで達するが、先端の葉では中肋ははっきりしない。
 気胞は球形から洋梨形で、直径5mmになり、短い柄を持つ。体の高さ1−2mになり、雌雄異株である。
 北海道南西岸、本州(北陸と日本海沿岸)、瀬戸内海、九州西北岸、樺太南部から朝鮮半島、中国北部に生息する。

三重大学 藻類学研究室のHPから許可を得て引用しています。


釣法及び漁獲方法   網等

 有用種でないので狙ってとることはなく、網等に着いて上がることがある。

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