ヤハズグサ(アミジグサ目 アミジグサ科 ヤハズグサ属)
Dictyopteris latiuscula (Okamura) Okamura
体は帯状で高さは25−30cm,幅は1.5−3cmになる。葉がやはず型をしていることから和名が付いた。 はっきりした中肋を持ち,そこから枝を出す。
ヤハズグサは近縁のヘラヤハズ同様,細胞内に高濃度の硫酸を蓄積し,死ぬ と強酸性の細胞液を出して緑変するとともに強い臭いを出す。 このため採集時には他の海藻と別 々にするか,十分な量の海水の中に浸した状態で持ち帰る必要がある。
漸深帯の水深2m以深に生育することが多い
倉橋では決まった呼び名はないです。
本州太平洋岸中部,瀬戸内海,九州,本州日本海岸南部。