オニオコゼ(カサゴ目 オニオコゼ科 オニオコゼ属)   倉橋での希少度:★★

Inimicus japonicus (Cuvier,1829 )


体の後方は即扁するが、頭部は縦扁し、 皮弁が発達している。背鰭に16〜18本の有毒の棘がある。 胸鰭の下方の2軟条が遊離して前足状になっており、砂底を這うように移動する。体に鱗は無く、体色に個体差があり中には写真(右)のような 鮮やかな色をした個体もある。体長25cm前後。
背鰭の棘に刺されると呼吸困難やけいれんなどの症状を引き起こすこともあるので刺されないように注意が必要。
 南日本の水深200m以浅の岩礁域や砂泥底に生息。


釣法及び漁獲方法   釣り,網

 釣りの外道として釣れることもあるが、ほとんどが刺し網や底引き網。
 エビ・カニ類、イカナゴやイワシ、白魚等の小魚(魚食性が強い)

料理  旬⇒夏 食味:★★★★★

 刺身は薄造り。皮、肝、胃袋は湯引きをして添える。小ネギ、もみじおろし、ポン酢が合う。 焼き物、蒸し物、椀だね、から揚げ。

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