ミミエガイ 耳江貝(翼形亜綱 フネガイ目 フネガイ超科 フネガイ科)   倉橋での希少度:★★

Arcopsis symmetrica (Reeve, 1844)


 殻長が約1,5cmと小さくて、長方形で後縁直線状で角ばり、よく膨らむ。殻表はやや顆粒状の放射肋がある。 ヨコヤマミミエガイ、マルミミエガイに似ているが靭帯部分が黒い菱形をしているところがマルミミエガイと違い、 ヨコヤマミミエガイよりは小さい(右画像)ことで見分けられる。また、本種は潮間帯下部では半ば埋もれた石の裏、 深いところでは岩礫に足糸で付着している。

 本州中部の潮間帯下部から水深50mに棲息する。

『芸南の海産貝類図鑑』(濱村 陽一 著)から多くを引用しています。


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