イシダイ(スズキ亜目 イシダイ科 イシダイ属)   倉橋での希少度:★★

Oplegnathus fasciatus (Temminck and Schlegel,1844 )


 幼魚では体に6〜7本の黒い横帯があり、本種の特徴のようになっているが、成長に伴って不明瞭になる。
 雄は2歳、雌は3歳で成熟し、老成するにしたがって口の周りが黒くなり、体全体が灰色になる。
 口の力が強く鳥の嘴のような歯で貝類、ウニ類やフジツボなどを噛み砕いてたべている。(カニや海老なども食べている)
 産卵期は4〜7月で日没時に産卵する。
 日本各地の水深50m以浅の岩礁域に棲息する。


釣法及び漁獲方法   釣り,網

 倉橋では本種を主に狙っての漁法はなく、海老網、吾智網、刺し網、定置網などで稀に獲られている。
 釣りでも狙って釣ることはなく、鯛釣りやアジ釣り、チヌ釣りの外道として稀に釣れている程度だったが、近年は牡蠣やイガイを餌にして狙う人が出てきた。

 牡蠣、貽貝、サザエ、雲丹、海老、オキアミ等で釣れる。

料理  旬⇒春 食味:★★★★

 洗い、刺身、塩焼き、煮付け、吸い物、皮は湯引き 

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